AWG の意味は？

AWG は「American Wire Gauge（米国ワイヤゲージ規格）」の略号であり、導体断面積の規格サイズです。AWG は主に米国で使用されます。AWG は導体断面積を定義しますが、mm2 のように直接測定できる値ではなく、まったく別のシステムを使用しています。例えば、AWG 値が小さいほど断面積は大きく、逆に番号が大きいほどワイヤは細くなります。従って、単線とフレキシブルな撚線とでは、 AWG 指定に大きな違いがあります。また、AWG 断面積はヨーロッパで一般的なメートル法による断面積に適合していないため、当社が示している AWG 値は近似値になります。この AWG 値をメートル法に換算すると、多くの場合、工具設計ために当社が指定している mm2 よりも多少小さくなります。